浄土真宗親鸞会 名古屋

「親鸞聖人の教えを聞けて嬉しい」参加者の喜びの声


親鸞会が開催する名古屋での講座に参加された方の声を紹介します。

『正信偈』の意味 分かりやすく

 一昨年の正月、寺の住職が、「大事なことが10ヵ条あるから」と内藤さん(80:仮名)の自宅を訪れました。

「どんなことですか?」
と尋ねる内藤さんに、住職は、亡くなった場合の連絡先、葬式の費用や遺産の処置の取り決めなど、10ヵ条を並べました。

「ご院さん、それも大事かもしれないけれど、仏教では後生の一大事こそ大事なのではないですか?」
と内藤さんが問い返すと、住職は話題を変えてしまったそうです。

「私の後生より、土地や財産のことを心配するとは……」と、大変、残念に思われたことを話してくださいました。

 内藤さん(80:仮名)の家は、本願寺法主が地方巡教の際、宿にしたほどの、代々有力な尾張門徒の家です。実家も、勧学など有名な講師を招いて法話を開く、篤信家の家で知られていました。

「父は道心堅固な同行で、8人の子供たちに、仏法を残そうと真剣でした。米寿を迎えた年には、集まった子供に、『真宗聖典』と“後生一大事と存ずる人には御同心あるべきよし仰せられ候(蓮如上人)”と書かれた色紙が渡され、その裏には、弥陀をたのむ身になったという告白と、「上人の御意を仰ぎ、信心決定せられんことを念じます」との願いがしたためられていました。臨終息が切れるまで、周りの人へ聞法を勧めていました」

 その影響もあってか、結婚後も寺へはよく通ったそうです。しかし、「最初の5分が仏教で、後は嫁姑や夫婦喧嘩などの世間話ばかり。そんな説教つまらないから、もう聞きたくない」と、住職に苦言を呈したこともあったといいます。

 4年前から、親鸞会の開催する講座に足を運ぶようになり、初めて後生の一大事の意味を知らされ、同時になぜ父が、あれほど熱心に信心を勧めていたかもうなずけたそうです。

「今は高森顕徹先生より、『正信偈』の意味を聞かせていただけるのが何よりうれしい。幼少のころ、家族そろって勤行していた光景が、ふと脳裏をよぎる。何も分からず勤行してきたが、そのお言葉の意味が、やっと少し分かってきた」
と喜んでおられました。

 内藤さんは、時折、親鸞会が発行する新聞を寺に持って行かれるそうです。そこには、寺にも教えを知ってもらい、教えを伝える寺になってもらいたい、という代々続いた「尾張門徒」の切なる願いが込められています。

 

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